MERY Z世代研究所は、Z世代の意識や行動に関する定期的な調査を実施しています。今回は、2025年11月にZ世代の男女1,000人を対象に行われた『2025年のトレンドに関するMERYアンケート』の結果が発表されました。さらに、MERY編集部とZ世代が予想する『2026年トレンド予測』も公開され、SNSやネットニュースをよく見る層にとって見逃せない情報が満載です。
2025年、Z世代を熱狂させたトレンド10選！
Z世代1,000人に「今年流行ったと思うこと・もの」についてアンケート調査を行った結果、『2025年トレンド10選』が選定されました。たしかに、SNSでよく見かけたものや、街で話題になっていたものがたくさんランクインしていますね！
- 鬼滅の刃 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来
吾峠呼世晴氏の漫画が原作のアニメーション映画「無限城編」は全三部作で制作され、第一章は2025年7月18日に公開されました。2025年11月16日時点で全世界興行収入が1,000億円を突破し、日本映画史上初の快挙を達成しました。その人気ぶりはまさに社会現象でしたね。 - ラブブ
香港のデザイナー、カシン・ローン氏が手がける中国発のデザイナーズトイブランド「POP MART」のキャラクター。BLACKPINKのリサさんが火付け役とされ、約2,200万円で落札されたラブブが登場するなど、その人気はまさに爆発的でした。「北欧の森」を舞台にした、少しモンスター感のある独特なデザインが可愛らしい妖精モチーフのキャラクターは、Z世代の心を鷲掴みにしました。 - 麻辣湯
2024年からトレンドに挙がり、2025年に麻辣湯ブームが加速しました。韓国でのブームや専門店舗の増加、「マツコの知らない世界」などのメディア特集がきっかけとなり、日本でも大人気に。街中で大行列を見かけることも多く、「たしかに流行った！」と感じる人も多いのではないでしょうか。 - チェンソーマン 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』
藤本タツキ氏の漫画が原作のMAPPA制作による長編アニメーション映画で、2025年9月19日に公開されました。公開前の目標興行収入30億円を大きく上回り、2025年11月17日時点ですでに約90億円に達する異例の大ヒットを記録。年内には100億円突破が見込まれています。主題歌の米津玄師さん「IRIS OUT」もグローバルチャートで歴代最高週間再生数を記録する大ヒットとなりました。 - 『イイじゃん』 M!LK
2025年3月にリリースされたメジャー2ndアルバム「M!X（ミックス）」のリード曲「イイじゃん」がSNSで大バズり。曲中のフレーズ「今日ビジュイイじゃん」がミームとして広く使われるようになりました。SNSでの総再生数は10億回を突破し、2025年の紅白歌合戦に初出場することも発表され、その勢いは止まりません。 - エッホエッホ
オランダの写真家が2021年に公開した、地面を走るメンフクロウの赤ちゃんの写真が日本で「エッホエッホ」の愛称で親しまれ、2025年からSNSで人気が急上昇しました。動画クリエイターのうじたまいさんが制作・公開した音源「エッホエッホのうた」が爆発的なヒットを呼び、多くの人がその可愛さに癒されました。 - ミャクミャク 2025大阪・関西万博
2025年に開催された日本国際博覧会（大阪・関西万博）の公式キャラクター「ミャクミャク」が大ヒットしました。ミャクミャクグッズは瞬く間に完売するなど社会現象を巻き起こし、万博終了後もその人気は衰えません。あの独特なフォルム、たしかに可愛いですよね！ - IRIS OUT
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として米津玄師さんが手掛けた楽曲です。グローバルチャートで歴代最高週間再生数を記録し、YouTubeで公開されたPVは2025年11月18日時点で9,200万回再生を達成。1億回再生に迫る勢いで、多くの人の耳に残るヒット曲となりました。 - 高市早苗
日本史上初の女性内閣総理大臣（第104代）に就任し、2025年10月の自民党総裁選出直後の演説での「馬車馬のように働く」という発言が話題を呼びました。就任後もスピード感のある政策推進からZ世代からの支持率が高く、SNSでは応援の声がたびたび見られます。え、政治家がトレンド入りするなんて、まさに時代を象徴していますね。 - HANA
B-RAVE所属の日本の7人組ガールズグループで、オーディション番組『No No Girls』から誕生しました。ラッパーのちゃんみなさんとSKY-HIさんがプロデューサーを務めたこのオーディション番組はZ世代の間で大ヒットし、HANAはデビュー前からSNSで大きな注目を浴びていました。
2026年、次にくるのはこれだ！MERY編集部とZ世代が予測するトレンド
MERY公式Instagramのストーリーズと編集部がピックアップした内容をもとに、気になるものについてアンケートを実施。その結果から、『2026年トレンド予測』が選定されました。来年、私たちの日常にどんな変化が訪れるのでしょうか？
- 嵐（活動終了）
日本の5人組男性アイドルグループの嵐は、2020年12月31日をもってグループとしての活動を一時休止していました。2026年春頃に開催予定のコンサートをもって活動を終了する予定で、きっと大きな話題となるでしょう。多くのファンがその動向に注目しています。 - AIの進化
2025年にChatGPT（チャッピー）などAIが流行しましたが、2026年はさまざまな場面でさらにAIが普及すると予想されます。AIで作るイラストも引き続きトレンドとなり、私たちの生活にAIがより深く浸透していくことでしょう。 - VIVANT（続編）
2023年にTBSテレビ系「日曜劇場」枠で放送され、世代を問わず大ブームを巻き起こしたテレビドラマ『VIVANT』。3年ぶりとなる続編の放送が決定しており、すでに大きな注目を浴びています。きっと放送が始まれば、再び社会現象となることでしょう。 - ディズニーシー25周年
2026年に開園25周年を迎える東京ディズニーシーでは、2026年4月15日からアニバーサリーイベント「東京ディズニーシー25周年“スパークリング・ジュビリー”」が開催されます。それに先駆け、ミッキーマウスらディズニーの仲間たちの新しいデザインの衣装が2025年11月4日に初公開され、すでに期待感が高まっています。これは見逃せないイベントになりそうですね！ - シール交換・シール帳
TikTokやリールなどのショート動画から話題になったシール交換・シール帳は、Z世代（主に平成一桁生まれ世代）の幼少期の遊びとして、懐かしさを感じるコンテンツとして再燃しました。TikTokでは夫婦でシール交換をする「しずくのひとしずく」などが有名で、きっと来年も人気が続くでしょう。 - タイ
人気都市バンコクやリゾート地プーケットがあるタイ。T-POPやタイドラマが日本・韓国を中心に人気が高まっているため、2026年はタイ旅行やタイ文化のさらなる流入など、注目が高まると予想されます。エキゾチックな文化に魅了される人が増えるかもしれませんね。 - 薬膳・漢方
2025年には麻辣湯や火鍋などの薬膳料理が注目されましたが、2026年は「サプリや薬に頼らず、日常の中で体質を整える」という流れがさらに加速すると予想されます。健康志向のZ世代も多く、おしゃれな漢方ブランドの登場も追い風となり、より身近な存在になることでしょう。 - 編み物
デジタルデトックスができる趣味として、編み物が大流行しています。K-POPグループ「LE SSERAFIM」のSAKURAさんが火付け役となり、「てんちむ」さんも編み物をSNSに投稿。2025年9月には毛糸屋さん「Amuyo」をオープンするなど、その人気は本物。来年も多くの人が編み物に夢中になることでしょう。 - 見せブラ
Uネックトップスやカットアウトなどの流行から、デザイン性の高いブラをちらっと見せる「見せブラ」がセンシュアルなトレンドとして注目を集め、2025年にはファッションに取り入れる人が増えました。2026年もファッショントレンドのひとつとして、よりデザイン性にこだわった見せブラが登場すると予想されます。え、たしかに街で見かけることが増えましたね！ - えもじの子（仮）
「気づいたらLINE絵文字にいた、えもじの子（仮）」として、LINEのアップデートとともに突如登場した絵文字です。2025年11月現在では無料版以外に有料版が5シリーズ配信されており、XなどのSNSでもたびたび話題になっています。きっと来年もその独特な存在感が注目されるでしょう。
Z世代のリアルな声がわかる！MERY Z世代研究所
「MERY」は、若年層、特にZ世代にフォーカスしたブランドコミュニケーションやプロモーションを支援しています。
MERY Z世代研究所は、メディア「MERY」の運営やSNS、コミュニティ運営を通してリアルなZ世代との接点からインサイトを抽出し、その研究内容をクライアント企業やメディアに発信することで、企業マーケティングの課題解決に貢献しています。
調査概要
- 調査方法: インターネット調査
- 調査期間: 2025年11月7日〜11月8日
- 調査対象: 全国の15歳〜29歳の男女
- 集計サンプル数: 1,000名
コメント